眼科医はどう評価する?視力矯正コンタクトレンズ(オルソケラトロジー、オサート)

視力矯正コンタクトレンズに対する、医師からの評価は?

テレビ番組では大絶賛されていた「視力回復コンタクトレンズ」のオルソケラトロジー(オルソ)、オサート。
ですが、テレビで評判の方法でも、医師や専門家には慎重な意見が多い…という事もあります。
業者の宣伝やスポンサーもあるので、あまり番組で批判的なことは言えない事情もありますよね。

 

そこで私も、番組で知ったオルソについて、医師の意見や評価を調べてみました。

 

日本コンタクトレンズ学会の、オルソに対するコメントとは

オルソは新しい治療法なので、まだ慎重な意見も多いのは、当然のことだと思います。
賛否両論さまざまにありますが、私が特に気になったのは、日本コンタクトレンズ学会の文書です。

 

・オルソケラトロジーに対して数十万の治療費を払ったのにもかかわらず,近視が治らなかったという苦情が数多く発生しています。
・視力の変動を伴うので車の運転など,危険を伴う作業には不適切です。
・矯正効果にも個人差があります。オルソケラトロジーにより裸眼視力がかえって悪化したという苦情もあります。
・高率に角膜浮腫,結膜炎,角膜上皮障害,角膜血管新生,角膜内皮障害などが生ずることが危惧されます。
・日本コンタクトレンズ学会としてはオルソケラトロジーレンズは確実性,安全性を確認するための十分な臨床試験が必要と考えております。

 

日本コンタクトレンズ学会理事長 金井 淳
-http://www.clgakkai.jp/general/consensus02-2.html より

 

これは、眼科の業界専門誌「日本の眼科」に寄稿された文書から、一部を抜粋したものです。

 

「十分な臨床試験が必要」と、データ不足を指摘していますが、文書の内容はかなり手厳しい指摘になっています。
私の個人的な感想としては、ほとんど“警告”のようにも思えます。

 

 

専門家の間でも意見がわかれている現状

今回はあえて批判的な立場の意見を取り上げましたが、もちろん、積極的に医療に取り入れている医師もいます。
オルソケラトロジーのモニターを募集している病院や眼科クリニックもあり、実際に視力を回復している事例もあります。

 

私としては、「まだ新しい治療法だから、信頼性の実績が足りないのかな」という印象です。

 

ただ、テレビでたとえ大絶賛されていても、専門家の立場からは、慎重な声も出ている…という点は、意識しておいて損はないと思い、こうしてシェアさせて頂きました。

 

実際に病院のモニターテストに参加された方には、問題なくオルソを使い続けている人もいます。
一方で、目の痛みや乾燥、視力が不安定になること、費用の高額さなどを理由に、継続を断念している方もいます。

 

「まだ誰にでも100%、不満なく使える治療法ではない」
「目薬やマッサージほど、身近な視力回復方法ではない」

 

というのが、現状ではないでしょうか。

 

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